2013年08月29日

8月南相馬鹿島区訪問 ―夕焼けがとても美しかった―

南相馬市小高区は、福島第一原子力発電所から20q圏内で、現在は、避難指示解除準備区域に指定されています。小高区内に立ち入ることはできますが、特別な許可がない限り宿泊はできません。

小高区に住んでいらっしゃった方は、南相馬市の鹿島区の仮設住宅に避難している方もいらっしゃり、制作室ではこの4月から鹿島区内の仮設住宅に避難されている方を訪問して、一緒に自分史を紡ぎ始めています。

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現在は、聞き書きを中心に自分史制作をすすめています。
震災当時の写真や、家族の思い出がつまった品などと一緒にお話をうかがいます。


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今回訪問した方は、震災のことを忘れさせてはいけない、と周りの方によびかけて、震災の時は何をしていたか、どのように避難したかなどをまとめた冊子を「不忘」として創りあげました。
被災地を訪れると、この震災を忘れないためにどうしたらいいか、できることをやってみようという取り組みに出逢うことができます。
時代が流れれば、いろんなことは闇の中に消えていってしまいます。
自分史を通じて、未来世代になにが遺せるのか、という試みが『3月10日』制作室のとりくみです。

今回は、石川県からカメラマンの赤土俊介さんも来てくださいました。
http://ameblo.jp/equaleleven/
お話をうかがうだけでなく、写真を撮ることを通じて、いきいきした自分史を育むことが出来る予感がしました。
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訪問を終えたあと、仮設住宅の集会場を出ると、ほんとうに美しい夕焼けでした。
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一緒に夕日をみえていると「震災直後は、綺麗なものも綺麗と思えなかった。桜を見ても綺麗とおもえなかった。ひさしぶりに綺麗だな!と感じたようにおもいます」とおっしゃった言葉が心に遺りました。

次回は、9月15日〜17日に南相馬を訪問する予定です。
自分史制作を通じて、あたたかい人の輪をつくっていきます。

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『3月10日』制作室の活動を一緒に進めていきたい、と思われる方は、
ぜひご一報ください!
info@20110310.org 活動資金へのご協力もよろしくお願いします!

<『3月10日』制作室 口座>
ゆうちょ銀行:記号18130 番号24550271
ゆうちょ以外:ゆうちょ銀行店名 八一八(ハチイチハチ)店番818
口座番号2455027 口座名 『3月10日』制作室

facebookページ https://www.facebook.com/20110310seisakushitu
posted by 『3月10日』制作室 at 19:39| Comment(0) | 南相馬市小高区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

浪江町・請戸に立って

南相馬には2013年4月から、だいたい月に一度訪問しています。
今回の訪問では、自分史制作のためにお宅にうかがったあと、浪江町の請戸漁港にいってきました。

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浪江の請戸からみた海はとっても青かった。

この太平洋に福島第一原発からの大量の汚染水が流れ出していることが報道されています。

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空中線量を測ったら、0.16マイクロシーベルト/時を示していました。



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浪江町から双葉町に入る手前で、道は閉鎖されていました。

この道の先に見える煙突が、原子力発電所です。

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流された家財道具、車、漁船などは、ほとんど手つかずのまま、積んであります。

2年半たった今も、行方不明の方がたくさんいらっしゃいます。

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日々の当たりまえの生活があった場所が、津波によって流されて、
さらに原発事故による放射能汚染で、戻ることができなくなっています。

自分史を編むことは、その人にいのちの物語をつうじて、土地や地域の姿を遺すことにもつながると信じています。

被害に遭われたたくさんの方々のいのちを想いながら、その声に耳を澄ませるように、いまを生きている方々と一緒に自分史を編んでいきたいと想います。
posted by 『3月10日』制作室 at 09:36| Comment(0) | 浪江町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

大熊・会津若松の方々と一緒に、自分史を紡ぎはじめます。

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2013年8月22日から会津若松を訪問しました。
原発事故の影響で、大熊町から避難されてきている方々と一緒に自分史を書きのこす活動をスタートするためです。
あいづひまわりプロジェクト実行委員会の芳賀誠子さんと、大熊町・東部公園仮設住宅でお会いさせていただきました。
あいづひまわりプロジェクト実行委員会

大熊町からの方々も一緒に、とてもあたたかく迎えてくださいました。

『3月10日』制作室のお話をすると、みなさんが一様に言われることがあります。
それは、「父や母が生きているうちに、もっと話を聴いておけばよかった」ということです。

亡くなられた方が経験してきたことは、誰かしらに伝えていない限り、闇の中へ消えていきます。
そこには、その方が生きてきた中で見て、聴いて、感じてきたこと、得てきた智慧がつまっているはずです。
自分のいのちがどのように伝えらえてきたかを知ることは、ご先祖さまを大事にする事にも繋がるでしょう。

「自分史をのこす」ということについて生まれる会話の中に、このプロジェクトがもっている大きな可能性を改めて感じました。


東部公園仮設住宅のみなさんのご厚意で、
2013年9月21日(土)に、仮設内の集会場でのお茶会に参加させていただき、「自分史を書きのこしませんか?」というお話をさせていただくことになりました!一緒に参加する方を募集!

一人一人の貴重な「いのちの物語」を聴く、そして書き遺すプロジェクトが、大熊町の方々、そして会津若松の方々と一緒にはじまります。
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posted by 『3月10日』制作室 at 00:53| Comment(0) | 大熊町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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