2013年10月25日

「和本」

『3月10日』制作室は、「自分史を書きのこす文化」をつくること、広めていくことを目指しています。

いまはデジタルの時代ですから、多くの情報が効率的に「データ」として保存できます。

しかし、わたしたちのプロジェクトでは、最終的には「本」として、自分史をかたちにしたいと思っています。

そこで、注目しているのが「和本」です。


和紙は、表面の摩耗などによる劣化に強いと言われています。

奈良の正倉院にも、当時の漉いた紙があるということです。

また江戸時代、明治時代まで主流だった「和綴じ」は糊と糸とで綴じられていて、修理をすることができます。

和紙の時を超えていく素材としての強さと、手作業で直すことが出来る和綴じの強さを知ってから、いま、ここ、の想いのつまった自分史を、和本のかたちで製本して、次世代に届けたい、という気持ちが強くなってきました。


そこで、和綴じの製本について講座を受講してみました。

講師の先生に習いながら、一冊の和本をつくらせていただきました。

IMG_9161.JPG

紙を折ったり、目打ちをしたり、糸で綴ったり。

手仕事によって、だんだんと本が出来上がっていきます。

IMG_9184.JPG

世界で一冊の、特別な、宝物の本をつくり、子孫に伝えたい。

実際に、出来上がって行く和本をみて、みなさんからうかがった「いのちの物語=自分史」は、

この和本のかたちで綴って、のこしたい、と、あらためて感じたのでした。

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posted by 『3月10日』制作室 at 18:33| Comment(0) | 製本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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