2014年05月14日

双葉町の和菓子職人、森さんの自分史スタート

今日は神藤さん、木原さんという初めてこの活動に参加される方と一緒に加須を訪れました。

神藤さんは3月8日にJ-WAVEのJAM THE WORLDで『3月10日』制作室の活動を紹介いただいたのを聞かれて連絡してくださいました。

木原さんは、福島県浜通りの文化のアーカイブの活動を行いたいと加須の双葉町の方々を訪れた際、私たちの活動を聞き、連絡をしてくださいました。

人手が必要なこの活動、こうやって連絡をいただき参画いただけるのはとてもうれしい限りです。

さて、私たちは最近は「せんだん広場」に通わせていただきそこに集う方々の自分史制作を進めているのですが、そこでいつも美味しい和菓子を出してもらっています。

今日はその和菓子を作ってくださっているスタッフの森さんの自分史制作の打ち合わせを行いまいした。

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(森さん)

このスペースをお借りしていろんな方々の自分史づくりを行っているのを眺めていた森さん。今日は自分の番だと既に原稿と写真を用意して気合十分で打ち合わせに臨んでいただきました。

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私たちはその原稿を確認させていただき、追加でインタビューを行っていきました。

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森さんは原発から5kmほどの場所で和菓子屋を営まれていた方です。

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(若いころの森さん)

15歳のころから修行をはじめ、50年以上この道一筋でやってこられました。

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(お菓子作りしているときの森さん)

双葉町の名物の和菓子を作り、軌道に乗り機械を買い換えたばかりのところで原発事故がありました。

機械がないから今はこのお菓子が作れない。

森さんはそう言ってました。

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(森さんの使っていた機械)

約1時間半のインタビューを終え、お昼休憩をとりました。

お昼から戻るとなんとその間に2ページ原稿をさらに書き足されていました。

イキイキと書き始めた森さんの勢いにインタビューは必要ないかと思い、次の訪問までにこのノート一冊分くらいは書いておいてくださいね!ということで森さんの打ち合わせを終えました。

そんなやり取りをしていると、林日出子さんが病院から戻られてせんだん広場に訪れてくださいました。

日出子さんの原稿は完成間近。
完成したら打ち上げをしましょう!という話で盛り上がりました。

今日は夕方から新宿で予定があり、少し早目に加須を離れました。

それでもその間いろんなお話ができました。
次回の訪問時に打ち合わせする人も決まりました。

ビックコミックスピリッツを誰かが持って来られ、みんなで「美味しんぼ」を回し読みしている場面もありました。

美味しんぼの今回の内容について、怒っている人もいるし、間違ったことは書いていないという人もいらしゃるようでした。

ただ、作者の雁屋哲さんにお会いした方、町長に挨拶されているのを見かけられた方もいらっしゃり、しっかり取材されていた印象を私はそんな会話の中から受けました。

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☆自分史づくり・インタビュワー募集☆
原発事故により、福島から避難せざるを得なくなった方々のお話を聴いて、自分史をつくり、ご本人やご家族にお届けし、未来世代にむけての貴重な遺産として保存する活動の、インタビュワーを求めています。
関心がある方は、 info@20110310.org までメッセージ下さい。
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<『3月10日』制作室 口座>
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posted by 『3月10日』制作室 at 23:18| Comment(0) | 『3月10日』制作室とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

強くなる故郷への想いと帰りたくない気持ち。

4月14日。

ごろぉさんと杉さんと篠田さんとでNPOタクイハートの運営する『双葉せんだん広場』を訪れました。

幾田さんと最終原稿の打ち合わせと、掲載する写真の打ち合わせを行いました。

今、写真は双葉町の家にあり、そこから持ってくることになりました。

そこから持ってくるときも、滞在できる時間が限られているので、予め家から持ちだす物をメモで控えてそれを持ちだすと急いでその場を離れるという、そういう家の帰り方なのだそうです。

「家に帰りたくないんだよなぁ」

と幾田さんがポツリと言うと、その場にいた双葉町の方々も

「そうそう」とうなずいていました。

ネズミ等の動物に家をめちゃくちゃに荒らされていて、自分の家のそういう状態を見るのが辛いのだそうです。

幾田さんの打ち合わせの後、近所の加須うどんをお昼ご飯に食べてから、林さんの打合せが始まりました。

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今回、ごろぉさんが仮製本したものを持ってきてくれました。

そして、表紙の文字をタイピングの文字ではなく、直筆の方がいいのではという事でごろぉさんから提案があり習字で文字を書く事になりました。

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力強く書かれた

「人生喜怒哀楽、いきぬく」

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林さんの自分史のタイトル

自分史はタイトルがいわば人生を表す言葉そのものです。

さぁ、林さん、自分史完成間近です!

林さんと話をしている中で、次のようなことをぽそっと言われました。

「双葉に戻れなくなって、最初は、時間がたてば忘れていったりするものだと思っていました。
でもね、それは逆でした。」

そして、一息ついて小さな体の奥の方から大きな気持ちが噴き出すように

「時間がたてばたつほど、故郷への想いは強くなるの。」

と言われました。

『双葉せんだん広場』のスタッフに物静かな森さんというおじさんがいます。

双葉町で日本菓子のお店をされていた方です。

森さんも自分史を書く事を決められました。

「次来る時までに原稿を書いておくから!」

と言ってくれました。

大泉さんって「爺の海」という歌を作詞された方もカフェにふらっと来られました。

この方も自分史の噂を聞いていただいていたようで、とても関心を持ってくれているようでした。

少しずつ、加須で自分史の輪が広がっています。

posted by 『3月10日』制作室 at 14:00| Comment(0) | 『3月10日』制作室とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月13日

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